におい検査のご案内
(脳PET検査追加オプション)
においを識別する能力のテストを行い、嗅覚障害を調べる検査です。 嗅覚障害は、においが全く感じられない、どんなにおいも悪臭に感じるなど様々な種類があります。
嗅覚障害と認知機能の低下との関係
嗅覚障害は、鼻炎や副鼻腔炎などが主な原因とされてきました。 近年では、認知機能の低下が原因となり起きる嗅覚障害が研究されています。 “におい検査"は、認知機能の低下の予兆が発見できる簡便な方法のひとつです。
嗅覚低下の原因……アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、パーキンソン病、感冒(風邪)、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎(蓄膿症)、頭部外傷など
検査方法
試験紙に塗布した12種類の異なるにおいを嗅ぎ、選択肢から正しい答えを選びます。
- 二つ折りの試験紙をすり合わせ、内側のにおいを嗅ぎます。
- 選択肢の中から、一番近いと思われるにおいを選びます。
- 1,2を12回繰り返し終了です。
- 結果は、後日報告書にてお知らせいたします。
料金
におい検査オプション
検査料金(消費税8%込): 5,400円
この検査は、脳PET検査(32,400円)を実施する場合にのみ追加できるオプション検査です。
ご注意
におい検査は嗅覚障害の有無が分かる検査であり、その原因は特定できませんのでご了承ください。